2008年06月02日

なぜ“黒”は人気なのか

ゴマには黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマの種類がありますが、一番なじみが深いのは黒ゴマでしょう。

セサミンとゴマとの関係についていろいろと調べていて、「そういえば、最近“黒”をうたった食品が増えてきたな」と感じましたので、話が横にそれますが“黒”の人気の背景について調べてみました。

調べてみますと、“黒”は食品だけではなく、黒色の乗用車やタクシーが急に増えていたり、まな板など日用品にまで黒いモノが広がっているようです。


1.黒色の食品

@黒色の食品は健康にも良い

黒色食品が増えている背景には、黒色が持つ高級感や食品の色としての意外性に加えて、最近の研究からわかってきたということですが、食材の黒い色素にはアンチエイジング(抗加齢)が期待できる抗酸化成分が多く含まれているという健康効果があげられます。

また、そうした情報を消費者がよく知っていることもあって、これに合わせてメーカーが積極的に商品開発を行っているからでしょう。

黒い食品は、大きく2つのグループにわけることができます。

ひとつはビタミン・ミネラルなどの微量栄養素を含む食品グループ。
微量栄養素は、摂取量は少しでも足りますが、私たちの健康に欠かせない栄養素で、黒酢、黒砂糖などがあります。

もうひとつが、黒い色の成分であるポリフェノールの一種のアントシアニンを含む食品グループ。
このアントシアニンの抗酸化作用が、黒食品の健康イメージアップに役立っていて、黒米、黒豆、黒ごま、ブルーベリー、プルーン、レーズンなどがこちらに入ります。

つまり黒系の食品には、見た目以上に健康的な成分が含まれているといえます。

A黒色にした食品

黒豆、黒ゴマなど黒素材を生かしたり混ぜたりした黒色食品が、菓子から飲料、カレー、自然食品など多様な分野に広がっています。
これまで黒くなかった食品も、黒ゴマや竹炭を混ぜるなどして黒くなってきました。

健康効果に加えて、高級感、深い味わい、といったイメージが黒色食品の分野を拡大しているのでしょう。

最近の「黒色食品」のヒット作として、ネットで紹介されていた食品をここでいくつか紹介します。

●黒いチーズケーキ
ブラッククッキーを上部にもトッピングしているため、ケーキの上部が真っ黒なチーズケーキ。写真を見ましたが、かなりインパクトがあります。ただ外観とは異なり、クリーミーなチーズケーキだそうです。

●黒いカレー
カレーの色が黄色から茶色へ、そして最近では黒へと濃くなる傾向にあります。これはワインやイカ墨、黒ゴマなどの隠し味をいろいろ入れても色を気にしなくてよく、深みのある味が出せるからだそうです。
個人的には、黄色のカレーより黒色のカレーの方が、本物ぽくおいしそうに感じます。

●黒いうどん
島根県浜田市のメーカーが、うどん粉に炭の粉を練り込んだ黒いうどんを売り出したところヒットしたそうです。


2.黒色の日用品

黒という色がもつ“高級感”“シック”というイメージや、色の意外性が消費者にインパクトを与えます。ファッション性も高い黒色は、部屋にとけこみ、高級感を醸し出します。

メーカーとしても実用性もさることながら、インテリアとしての演出をアピールしたい意向だそうです。    

ネットで紹介されていた「黒色の日用品」を、ここでいくつか紹介します。

実際に使うシーンをよく考えてみると、今まで常識だった他の色よりも、黒色にすることで使い勝手がかえってよくなるのではという見方もできます。
いずれも価格は通常品(通常の色?)よりは割高のようです。

●黒いティッシュペーパー
●真っ黒な軍手と靴下とタオルをひとまとめにしてギュッと固めた「圧縮パック」
●黒いトイレットペーパー
●黒いまな板
●黒い耳かき           
●黒い綿棒        
●黒いしゃもじ 
●黒い歯ブラシ       
●黒い歯磨き粉     
など。
posted by 忍びの者 at 09:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月31日

セサミン(ゴマ)の健康効果・美容効果

セサミンには、いろいろな健康効果・美容効果がうたわれていますので、その一部を紹介します。
なお、ゴマの摂取に伴う過敏症があり、特に喘息の既往歴がある場合は注意する必要がある、という報告がありますので注意してください。


1.セサミンの老化防止機能

身体にある全ての細胞は、生命を維持するために細胞内でいつもエネルギーの代謝をおこなっています。
そのエネルギー代謝に不可欠なのが酸素であり、代謝の副産物である活性酸素は基本的には生命を維持するために無くてはならないものなわけです。

活性酸素は体内の抗酸化酵素によって分解され無害化しますが、分解されなかった活性酸素は、細胞自身を傷つけ衰えさせてしまいます。

一般に傷ついた細胞が増えるほど老化が進行する、と言われています。

従来は、老化の原因は活性酸素である、と言われていましたが、活性酸素は老化に関与していないとする研究結果もあり、現実には議論の余地が多い分野といえます。

肝臓は炭水化物、脂質、蛋白質といった栄養分などを取り込んで、体に必要な成分に換える「代謝」の重要臓器です。一方、不要になった物質を解毒したり、胆汁に排泄する働きをしています。

肝臓は体内の代謝を受け持つ重要な臓器ですから、体内で活性酸素が最も多く発生する場所でもあります。
ですから主流説によれば、肝臓は「身体の老化危険地帯」であり、老化を引き起こす多くの原因は肝機能低下にある、といえるそうです。

肝臓は全身の細胞に栄養を送り、細胞から出た老廃物を処理し新陳代謝をつかさどる臓器ですが、肝機能低下により細胞との栄養・老廃物の運搬が滞ると、
・疲労物質が溜まる(疲労)
・皮膚の新陳代謝が乱れる(肌荒れ)
・脂質の代謝が悪くなる(肥満)
といった症状が出てきます。

もちろん肝臓にも抗酸化酵素は存在しているわけですが、加齢とともに減少してしまいますので、活性酸素を余らせないためにも、強力な抗酸化酵素が必要になります。

前述のとおり、セサミンは血管内では活性酸素と戦わず無傷のまま肝臓に入り、「肝臓で直接働く唯一の抗酸化物質」ですから、活性酸素の無害化→肝機能の回復→老化の防止、に有効と言われているわけです。


2.セサミンのダイエット効果

消化吸収された脂肪分は、代謝してエネルギーになるために肝臓に送られます。

肝臓ではβ酸化酵素によって、脂肪を燃焼しやすい形に変えて細胞に送りこむわけですが、このβ酸化酵素も加齢と共に減少し、代謝されない脂肪分が血液に流れ出し、これが脂肪細胞に取り込まれれば肥満につながってしまいます。

年をとると若いころより痩せにくくなるのは、β酸化酵素の減少が原因の一つといわれています。

セサミンはβ酸化酵素と同様に、脂質代謝をスムーズにする働きがありますから、ダイエットの効果が期待できます。


3.ゴマで肌荒れを防ぐ
皮膚の新陳代謝を活発にして若々しい肌を保つ栄養素には、ビタミンA、ビタミンB2などのビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン、たんぱく質などがあげられます。

これらの栄養素の中で、ゴマにはビタミンC以外の栄養素がすべて含まれています。

また、セサミンが肝臓の活性酸素を無害化してくれるため、肝機能が向上して肌の細胞の代謝を促し、その結果肌の細胞が健康を取り戻し、肌の若返りにもつながります。

肌荒れの予防や改善にも、ゴマはとても効果的な食品といえますが、偏った食事や不規則な生活は、肌荒れの原因になります。毎日の生活習慣を見直す事が、肌荒れ対策の第一歩といえるでしょう。


4.ゴマは便秘にも効く

便秘は大腸疾患を引き起こす原因の一つに上げられています。

それは、便秘をしていると、腸内にすむ悪玉菌が増えてニトロソアミンのような発ガン物質が生成され、大腸がんの原因になるからと言われています。

ゴマには、便秘の解消に効果がある食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維は、ほとんど消化されないまま腸へ送られ、腸内細菌に働きかけ、有効に働く善玉菌を増やし、逆に悪影響を及ぼす悪玉菌を減らしてくれます。
その結果、腸内の環境が改善され、便秘の予防や解消に非常に効果があります。

話が横道にそれますが、犬や猫の高齢化がますます進むなか、「ペットの“健康な皮膚と輝く毛並み”をしっかりとサポート」をうたい文句にして、セサミンが配合された「ペット用のサプリメント」も販売されているそうです。

なお、人間用のセサミンサプリメントはこちらにあります。

posted by 忍びの者 at 13:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月30日

セサミンの効果・効能を味わうレシピA

【ゴマ粥】

「材料(2人分)」
・米… 1カップ
・ゴマ油… 大さじ2

「作り方」
○米を普通に水洗いして、ざるにあげ、30分ほどおく。
○鍋にごまあぶらを適量(鍋底にまんべんなく行き渡る量)そそぎ、中火で上記の米をさっといためる。
○米の表面につやがでたら、そこに10カップほどの水を入れて、強火で炊く。
○沸騰したら中火にして、さらに20分くらい炊く。
○火をとめる少し前(お米がアルデンテの状態の時)に大さじ1〜2杯のゴマ油を入れて、静かに混ぜ、しばらくたったらできあがり。

※ザーサイ、高菜漬けなど濃い目の味の漬物によく合うとのことです。


【簡単ゴマスープ】

「材料(4人分)」
・鶏ガラスープ… 大さじ1+1/3
・酒… 小さじ2
・醤油… 小さじ1
・塩… 小さじ1
・こしょう… 少々、
・ゴマ油… 小さじ2
・すりゴマ(粒なし)… 大さじ1
・わかめ、ねぎ… 各適量、

「作り方」
○水4カップに鶏ガラスープ、酒を入れ、煮立ったところで弱火にする。
○醤油、塩、こしょう、わかめ、ねぎを入れ、軽く煮たら火を止め、ゴマ油とすりゴマを入れる。

※このスープをベースにして、溶き卵をいれたり、餃子やワンタンを入れると、更に美味しく食べられるそうです。


【ピーマンのゴマ酢和え】

「材料(4人分)」

・ピーマン… 4コ (1コ=30g)
・赤ピーマン… 2コ (1コ=30g)
・調味料
  ┌すりゴマ(白)… 大さじ3
  │醤油… 大さじ2/3
  │砂糖… 大さじ1
  │酢… 大さじ1/2
  └ゴマ油… 少々

「作り方」
○ピーマンは種を取り太めの千切りにし、塩を加えた熱湯でさっとゆでてざるにあげ水気を切る。
○調味料を混ぜ合わせ、これにピーマンを加えてさっと和える。


【大根と豚しゃぶの冷製スパゲティ】

「材料(2人分)」
 
・大根… 160g
・かいわれ大根… 1/2束
・プチトマト… 4コ
・豚肉(しゃぶしゃぶ用)… 100g
・調味料
 ┌ 練りゴマ… 大さじ2
 │ 醤油… 小さじ1/2
 │ 酢… 小さじ1
 │ 水… 大さじ2
 └ コンソメの素… 5g
・細いロングパスタ(1.6mm以下)… 140g
・エキストラバージンオリーブオイル… 大さじ1

「作り方」
○ 大根は5cm長さのせん切りにし、かいわれ大根は根元を切って冷水に放して水気を切り、プチトマトは四つ切りにして混ぜ合わせる。
○豚肉は熱湯でサッとゆでて冷水にとり、水気を切って一口大に切る。
○ボールに調味料を入れて混ぜ合わせ、タレを作る。
○ロングパスタをゆで、冷水に放して水気を切り、エキストラバージンオリーブオイルを絡めて器に盛り、ゆでた豚肉をのせて野菜を天盛りにし、タレをかけてできあがり。


【付録1:ゴマの調理方法】

ゴマは表皮が硬く消化が悪いため、生のままでは殆ど吸収されずに排出されてしまいます。

ゴマは炒ることで抗酸化力が12倍にアップすると言われているのですが、炒っても表皮はわずかしか壊れないため、抗酸化力が上がっても吸収されづらいことに変わりはありません。
ゴマは擦って、表皮を細かく砕くことによって消化が良くなりますから、擦って調理に使うことをお勧めします。

@ゴマの炒り方
高温(約200度)で、苦味がでないように5秒くらいが目処。4〜5粒跳ねたらOKです。

Aゴマの擦り方
すり鉢、ミキサー、すり器などを使えばOKです。

※なお、ペースト状にするとさらに消化がよくなり効果的です。またゴマには白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマと種類がありますが、ゴマリグナンの量にはどれも大きな違いはありませんから、お好みで使い分けてください。


【付録2:万能ゴマだれのレシピ】
食事の時に重宝するゴマだれのレシピが紹介されていました。

@ゴマだれのベース
「材料(4人前)・作り方」
・ゴマペースト… 50g
・醤油… 30cc
・砂糖… 25g

○醤油はゴマと分離しないように少しづつ入れる。
○砂糖はお好みで味を確かめながら加えてできあがり。

A中華ダレ
・ゴマだれのベース… 50cc
・酢… 30cc
・おろし生姜、ラー油、ごま油… それぞれ適量

Bしゃぶしゃぶのたれ
・ゴマだれのベース… 50cc
・味付けポン酢… 10cc
・カツオだし… 50cc

posted by 忍びの者 at 14:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

セサミンの効果・効能を味わうレシピ@

ゴマを使った料理のアイテムはけっこう多く、さすが昔から「食べる丸薬」と称せられていただけのことはあります。
私も日頃ゴマ豆腐、ゴマプリン、ゴマドレッシングなどはよく食べています。

セサミンの効果・効能を味わうゴマレシピとしては、製品を買った方が安上りだしおいしそうだと思えるものは外して、調理経験が少なく不器用な私でも手軽にセサミン効果が味わえそうなレシピを探してみました。

ゴマ料理の基本と勝手に思っている「ほうれん草のゴマ和え」と、私でも作れそうなゴマレシピを紹介します。


【ほうれん草のゴマ和え】

「材料(4人分)」
・ほうれん草 …1束
・なめこ …1袋
・もやし …1/2袋
・人参 …1/3本
・調味料
 ┌すりゴマ(白) …大さじ3
 │醤油 …大さじ2
 └砂糖 …大さじ1

「作り方」
○ほうれん草は根元に縦の切り目を入れる。もやしは水洗いし、人参はせん切りにする。
○熱湯でほうれん草、なめこ、もやし、人参を茹で、ほうれん草は3〜4cmの長さに切る。
○調味料を混ぜあわせ、食べる直前にほうれん草、なめこ、もやし、人参と和える。


【ゴマチャーハン】

「材料(2人分)」
・いりゴマ(黒)…大さじ2
・焼き豚 …60g
・長ネギ …1/2本
・卵 …1個
・ごはん… 茶わん2杯分
・サラダ油… 大さじ1
・醤油… 小さじ1強
・塩、こしょう… 各少々

「作り方」
○焼き豚は1センチの角切り、長ネギは1センチの長さに切る。
○フライパンに半量のサラダ油を熱して、溶いた卵を流し、いり卵にする。
○フライパンに残りのサラダ油をたしてご飯を炒め、長ネギを加えて炒める。
○ネギに火が通ったら、さらに焼き豚とゴマを加えて炒める。
○醤油を加え、塩、こしょうで味を調える。


【一番簡単に作れそうだったゴマドレッシング】

「材料」
・ねりゴマ(すりゴマ)… 1/4カップ
・だし… 大さじ1
・砂糖… 小さじ2
・ポン酢しょうゆ… 1/4カップ

「作り方」
○ねりゴマに砂糖を加えてよく混ぜる。(ねりゴマが硬いようなら、電子レンジで少し加熱して柔らかくすると混ぜやすい)
○さらに、だしとポン酢しょうゆを少しずつ混ぜながら加えてできあがり。
posted by 忍びの者 at 09:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

ゴマの調理ポイント

1.ゴマの基本的な食べ方

ゴマは、鞘の中に入った種子を食用とします。この鞘から種子を取り出し、洗って乾燥させた状態(洗いゴマ)で初めて食べられる状態になりますが、生のままでは種皮が固く香りも良くないので、通常はこの種子を炒って(炒りゴマとして)食べることになります。

ゴマは炒ることで外皮が破れ、生のままよりは消化吸収が良くなります。また、加熱することでセサミンがよりパワーアップするそうです。

しかし、ゴマの外皮は固いためにそのままでは満足に消化されず、体の中を素通りしていくだけで、せかっくのセサミンをはじめとする有効成分や栄養をうまく生かすことができません。
ですから擦りつぶすなど、消化しやすい形にして使うのが効果的な利用法です。

昔から、ゴマは剥く、切る、擦りつぶすなどして、料理の材料、薬味、香辛料として用いられています。

種子の形のままのゴマの食べ方の代表は、ゴマと食塩を混ぜただけの「ごま塩ふりかけ」でしょう。赤飯にかけるときは、ゴマには珍しく主役の位置を占めています。
また同じように、ゴマ自体に醤油などで風味付けした「ゴマふりかけ」も製品化されているようです。

何事もそうですが、少量でも毎日続けて摂ることが、セサミンの効用を得るうえで最良の方法です。このためのゴマの摂取量の目安は、1日約10g(大さじ1)だそうです。


2.ゴマの種類によっての作用の違い?

前に記しましたように、ゴマには黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマなどの種類があります。

セサミンが含まれているリグナンの含有量は、栽培条件などによっても違うようですが、どのゴマの種類にもほぼ同様のセサミンの効果がありますので、食べる際にはゴマの種類の違いを気にする必要はありません
(もちろん赤飯には黒ゴマでなければなりませんが)。

また、リグナン含量の高い品種と収量の多い品種を掛け合わせて、通常の約2倍ものセサミンを含む高リグナン含有ゴマも開発されているそうで期待が持てます。

また、いま進められている研究の中で、魚油がセサミンの作用をさらに高め、β酸化の活性が非常に高くなることがわかってきているとのことです。魚とゴマとの強力なタッグについても、今後の研究の成果が待たれます。


3.ゴマ油についても少し

ごま油は大別すると、濃口、淡口、極淡口の三種類があります。

一般的に使われるのは濃い色(濃口)のゴマ油で、香りも強いものです。薄い色のゴマ油ほど、香りは控えめになりますが風味はまろやかです。

ゴマ油は、絞る→こすという作業で、他の油のように化学薬品の溶剤を使わずに作られるのが一般的です。賞味期限も、抗酸化物質セサミンの効果で他の油よりは長くなっています。

●濃口ゴマ油・・・ゴマを強く焙煎して作られたもの。色、香りとともに強く中国や韓国でよく使われています。韓国などでは、ごま油をお刺身につけて食べているそうです(ウ〜ン)。

●淡口ゴマ油・・・色や香りが薄いため、日本料理やお菓子などによく使われています。

●極淡口ゴマ油(透明)・・・純白、太白とも呼ばれています。まろやかで、ドレッシングなどにそのまま使用したり、揚げ物や炒め物などでは、上品な味や香りに仕上がります。
posted by 忍びの者 at 10:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月27日

セサミンの強力なパートナー・ビタミンE

1.セサミンとビタミンEの関係 

前に記したように、ゴマに含まれているセサミンは、肝臓に到達してから初めて抗酸化性を発揮します。
つまり肝臓に行き着くまでは、全く活性しない特長があります。

ビタミンEもセサミンと同様、抗酸化性がありますが、性質上壊れやすく、肝臓に活性酸素が多すぎる時は全て肝臓で使われ消耗してしまいます。

ところが、ここにセサミンが加わるとビタミンEは元気を取り戻し、セサミンは肝臓の活性酸素に、ビタミンEは全身の活性酸素に対して作用することになります。
他の抗酸化物質は単独で作用することはできても、セサミンのようにビタミンE を強化する作用は持っていません。

これがセサミンとビタミンEの強力なパートナーシップで、抗酸化性を持つ成分を複数摂取すれば、互いに酸化を防ぎあうことができるというわけです。


2.ビタミンEとは

ビタミンEは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつで、トコフェロールという成分の総称です。

トコフェロールには、α(アルファ)型、β(ベータ)型、γ(ガンマ)型、δ(デルタ)型の4種類がありますが、このうち最もその作用が強いのはα(アルファ)型です。
「日本人の食事摂取基準(2005年版)」では、このα型をビタミンEとしています。


3.ビタミンEの効果

@抗酸化作用

体内に発生した活性酸素によって細胞が酸化されると、過酸化脂質ができ、細胞を破壊したり、異常細胞を形成したりします。
ビタミンEは優れた「抗酸化作用」があることで知られています。

活性酸素は日々の生活の中で発生し、体内の細胞を傷つけ、ガン、動脈硬化、心臓病などの生活習慣病になるリスクを高めます。

ビタミンEはこの活性酸素の働きを抑え、体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化など、生活習慣病や老化と関連する疾患を予防すると期待されています。

このように、ビタミンEは、身体の酸化を防ぎ、老化を遅らせることから『若返りのビタミン』と呼ばれています。

A血管拡張機能

ビタミンEは脂溶性ビタミンですから、体内でも脂肪分が多い、脳、動脈、免疫システムんどの機能低下を防ぐ働きがあります。
そしてビタミンEには、自律神経を調整して血管を拡張し血行を促す働きがあります。

毛細血管の血行が高まると手足の冷えなどが改善され、 冷房による冷えから体を守ってくれます。
そして、全身の血行がよくなれば新陳代謝も高まり、肌の新陳代謝もよくなりますから、肌の乾燥やシワ、 くすみを防止して肌のハリやつやを保ってもくれます。
さらに血行が良くなれば、ダイエットにも効果的です。

ビタミンEの効果をまとめますと、 過酸化脂質の生成抑制、自律神経安定、生殖機能の正常化、冷え性・更年期障害・精力減退の改善、などになります。


4.ビタミンEを摂る

@サプリメントを活用

ビタミンEは、健康や美容の面で言うまでもなく注目を浴びていますが、私たちの体の中では作ることができない栄養成分のため、外から積極的に摂らねばなりません。

ビタミンEが含まれている代表的な食品には、植物油、ナッツ類、穀物、緑黄色野菜、豆類、ウナギなどがあります。

ビタミンEは脂溶性のビタミンですが、大量に摂っても、副作用があったというケースは見られないということですから、安心してモリモリ摂ることができます。

しかし老化防止効果を得るために、ビタミンEを摂ろうとしても、実際のところ食物からだけでは無理がありますので、ビタミンEを積極的に摂ろうとする場合は、サプリメントを活用した方が良いかもしれません。

仮に食べ物から、通常のサプリメント1粒に含まれているビタミンEと同量(400IU)のビタミンEを摂ろうとすると、
・コーン油 ・・・ 2リットル
・アーモンド ・・・ 8カップ
・ピーナッツ ・・・ 28カップ
・小麦胚芽 ・・・ 2キログラム
以上もの量を食べなければなりません。
もし、これだけの量を毎日食物から摂ろうとするなら、老化防止の前に××××になってしまいますね。

一般的に、食物から摂れるビタミンEの量は多くても25IUだといわれています。サプリメントを上手に活用して、摂取していくことをオススメします。

AビタミンCとの相乗効果

セサミンとビタミンEの強力なタッグについては前述しましたが、ほうれん草のゴマ和えはいいとしても、ウナギにゴマをかけて食べるのはイマイチです。

セサミンはゴマとゴマ油にしか入っていませんから、セサミンとビタミンEを同時に摂ることは難しいものがあります。
そこでビタミンEの効果を発揮させるために、ビタミンCとの同時摂取をお奨めします。

それは、ビタミンCとEは協力しあって細胞膜や脂質の酸化を抑える働きがあるからです。

働き過ぎで壊れかけたビタミンEは、ビタミンCから電子をもらうことで、再び元通りのビタミンE戻って元気に働くことができるのです。

ビタミンEは細胞膜に、ビタミンCは体液中に存在して、それぞれの持ち場で活性酸素による弊害から体を守ってくれますから、組合せて一緒に摂ると効果的なわけです。
posted by 忍びの者 at 10:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

ゴマ(=セサミン)の効果・効能

ここで、セサミンの効果・効能についてまとめてみます。


1.活性酸素の排除

ゴマの代表的な成分が、リグナン類という抗酸化物質です。
リグナン類自体は植物中に広く含まれていますが、特にゴマに多く種子に約0.5%、ゴマ油中には約1%含まれていて、ゴマの代表的な成分となっています。

このリグナン(ゴマリグナン)の中で最も多い成分が、抗酸化物質セサミンです。
ゴマ油が他の食用油に比べて酸化しにくいのは、この抗酸化物質の働きによるものです。

抗酸化物質とは活性酸素を撃退する物質で、身体の酸化を防ぐ働きがあるとされています。

地球上の生物にとって酸素は必要不可欠なものですが、人間の体内に取り込まれた酸素の一部は、細胞に対して攻撃的に働く「活性酸素」と呼ばれる物質に変化します。
老化やガンの原因の一つと考えられている過酸化脂質も、体内の多価布飽和脂肪酸が活性酸素に酸化されることによって生じます。

抗酸化物質セサミンは、活性酸素の攻撃を退けて過酸化脂質の生成を防ぎ、細胞の老化やガン化を抑制する効果を持っていると言われています。

ちなみに、ゴマに豊富に含まれるビタミンEも、セサミンと同様に強力な抗酸化物質なので、ゴマの抗酸化パワーはかなり強力なものといえます。


2.動脈硬化の抑制

ゴマは、動脈硬化にも有効と言われています。

動脈硬化の発症にはコレステロールが関与していることはよく知られていますが、なかでも悪玉コレステロールは血管壁にとりつきやすく、動脈硬化を促進します。

また悪玉コレステロールが体内で活性酸素によって酸化されると、ドロドロになって血管壁に付着し、ついには血管を詰まらせてしまいます。

ゴマは、セサミンによって血管に付着する悪玉コレステロールの過酸化を防ぐだけでなく、血中のコレステロールを減らす不飽和脂肪酸もたっぷり含まれているので、動脈硬化の抑制に効果を発揮します。


3.二日酔いの予防

ゴマに含まれているセサミンには、肝臓の働きを助けて、アルコールの分解を促進する作用があります。
アルコールの分解が早くなれば、血液中に出るアルコールも減るので、酔いも少なくてすむわけです。

アルコールの分解過程で、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドが生じますが、ゴマにはこの有害物質を無毒化する働きがあります。
また、アルコールを飲むと、副交感神経の活動が低下して、呼吸や心拍が乱れやすくなりますが、ゴマにはこれを抑制する作用もあることが明らかになったそうです。

お酒を飲むときには、事前に少量のゴマを食べておくと良いかもしれません。


4.美容と健康に効果

抗酸化物質セサミンの働きによって細胞の老化を防ぎ、美肌や豊かな黒髪を保つことができるといわれています。

更に、ゴマには不溶性の食物繊維が含まれているので、便秘の解消にも役立ち肌荒れを防ぎます。また豊富な鉄分は貧血改善に効果があります。さらにカルシウムも多く含まれているので、骨粗鬆症の予防にもなります。


5.ストレスを防止

ゴマにはトリプトファンやビタミンB6も多く含まれており、これらはセロトニンなどの精神安定に不可欠な神経伝達物質の原料になります。これを補うことによってストレスを和らげて、イライラを鎮める安定作用があるからです。

また、セサミンもストレスに対抗するためのホルモンの分泌を促して、精神を安定させる作用があります。


6.ガンの予防

私たちの体内では絶えず活性酸素が発生しています。そのため、細胞膜に存在しているβカロテンやビタミンC・Eなどが、絶え間ない活性酸素の攻撃から細胞を守り、ガンを防いでいます。

さらに細胞内では数種類の酵素がせっせと活性酸素の掃除に働いています。この酵素の一種であるグルタチオンペルオキシダーゼの主成分は、ゴマに豊富に含まれている微量ミネラルのセレンです。セレンもガン予防に重要な役割を果たしています。

ゴマには、前述のβカロテンやビタミンEも含まれていますから、抗酸化作用も同時に期待できます。

特にセレンはビタミンEとの組み合わせで、さらにその効果がアップするそうですから、この2つの成分を含んでいるゴマは、ガンの予防の力強い味方になってくれそうです。

そのほか、ゴマには食物繊維も豊富に含まれていますので、便通を促し、発ガン物質をすみやかに体外へ排出します。

また、ステロール、フィチン酸という成分もゴマには含まれており、これらもガンを抑制する効果があることが知られています。                
(参考:日本薬剤師会雑誌 第53巻第1号)
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2008年05月23日

セサミンの基・ゴマの知識

セサミンがどのような食物に含まれているのか調べてみましたら、私が調べた範囲ではどれも「ゴマ」と「ゴマ油」としか記載されていませんでした。

こんなに有効な成分が、ゴマからしか摂ることができないとはオドロキでした。さすがに中国でゴマが「食べる丸薬」と称えられているだけのことはあります。

ゴマは幼い頃より食べてはいましたが、実際はお握りや赤飯の上にかけられているゴマと、あとはゴマ豆腐くらいでしょうか(我が家ではゴマ油は料理には使いませんでした)。

これではほとんどゴマを食べていなかったのと同じです。そしてゴマそのものについても、植物であること以外はほとんど知識がないことに気がつきました。
このままではブログが先に進みませんので、ウィキペディアなどでゴマについて調べてみました。


1.ゴマの基礎知識

ゴマ(胡麻)は、インドまたはアフリカ原産とされるゴマ科ゴマ属の一年草です。古くから食用とされ、ナイル川流域では5000年以上前から栽培されていた記録があり、日本でも縄文時代の遺跡からゴマが出土しているそうです。

また古来より健康食品としてもゴマは評価されていて、古代エジプトでは、クレオパトラが健康飲料としてゴマ油とハチミツをミックスして愛用したと言われています。
さらに古代インド医術アーユルヴェーダでもゴマ油が利用され、中国でもゴマは不老長寿の薬として最古の医学書である「神農本草書」に紹介されているほどです。

食材としてのゴマは種皮の色によって黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマに分けられますが、栄養的にはほとんど差はありません。欧米では白ゴマしか流通しておらず、アジアでは半々。金ゴマは主にトルコで栽培されています。

ゴマは乾燥に強く、あまり培地を選ばず、また手間もそれほどかけることなく栽培できる植物ですが、日本で使用されるゴマは、その99.9%を輸入に頼っているとのこと。

財務省貿易統計によると、2006年のゴマの輸入量は約16万トン。
一方、国内生産量は、 鹿児島県喜界島を主な産地として、約200トン程度に留まっているそうです。ゴマですら輸入に頼っていたのかと、改めて日本の食料自給率の低さを思い知らされる数字です。


2.ゴマの成分

体に必要な栄養素が、ゴマの小さな粒に詰まっていて、ゴマは中国では「食べる丸薬」と言われるほどです。
植物性食品のなかでは、その栄養価はトップレベルなのです。

ゴマが食品として優れている第一の理由は、さまざまな有効成分が小さな粒の中にたっぷりと含まれていることにあります。

主な成分として、リノレン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸、ビタミンE、セサミンに代表されるゴマリグナン、その他鉄成分、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、トリプトファンやメチオニンといった必須アミノ酸などが含まれており、有効成分のかたまりだといえます。

※いいことずくめのゴマですが、近年、子供を中心にゴマアレルギーが急増しているそうです。ゴマは日常、知らず知らずのうちに口にする機会の多い食品だけに、子供やアレルギー体質の人は注意が必要です。


3.セサミン以外の有効成分

@ゴマは必須アミノ酸のそろった高たんぱく食品

ごまのたんぱく質には必須アミノ酸(人間の体内で作りだすことができないアミノ酸)がバランスよく含まれており、しなやかな血管を保つように働きます。
年をとると血管が堅くもろくなって、生活習慣病を引き起こす原因にもなりますから、ゴマは若さを保つにはもってこいの食材といえます。

Aカルシウム、鉄などミネラルやビタミンB1・B2も豊富

カルシウム、鉄をはじめとして、リン、マグネシウム、亜鉛などミネラルを豊富に含み、肌につやを与え、白髪の予防にも効果があるとのことです。またビタミンB1は疲労回復に、B2は疲れ目などに効果があります。

セサミンの効果を含めて、一般的にゴマには以下の効果・効能があると言われています。
・動脈硬化の予防
・高血圧の改善
・貧血改善
・便秘防止と整腸効果
・肌や髪の美容
・骨や歯の強化
・疲労回復
・血行を促進し冷え性を改善
・肌の老化予防
・ストレスを抑え精神を安定
など。
posted by 忍びの者 at 12:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月22日

セサミンの基礎知識

1.セサミンとはどんな物質か

ゴマの代表的な成分に、リグナン類という抗酸化物質があります。

リグナン類自体は植物中に広く含まれていますが、特にゴマに多く種子に約0.5%、ゴマ油中には約1%含まれていて、ゴマの代表的な成分となっています。

このリグナン(ゴマリグナン)の中で最も多い成分が、抗酸化物質セサミンです。

抗酸化物質とは活性酸素を撃退する物質で、身体の酸化を防ぐ働きがあるとされています。

抗酸化物質の抗酸化作用には、細胞の老化やガン化の促進因子と考えられている過酸化脂質の生成を抑制して、老化のスピードをゆるやかにしたり、ガンを予防したりする効果が認められています。

中でもセサミンは強い抗酸化作用で知られています。
ですから、ゴマ油が比較的酸化しにくいのは、セサミンを含むゴマリグナンの作用があるからです。
 

2.セサミンの効果・効能

血液中にコレステロールや中性脂肪などの脂質が多くなりすぎると、動脈硬化になり、やがて脳卒中や心臓病などの重い症状を引き起こすといわれています。

セサミンは、この血液中の脂質を低下させる作用があることが、ラットの実験で確認されているとのことです。

この実験で証明されたセサミンの効果には、

@肝臓の脂肪酸代謝を上げる
セサミンは、脂肪酸のβ酸化を促進して脂肪酸を燃焼させ、エネルギーの生成を高める効果。

A脂肪酸の合成を抑制する
脂肪酸は肝臓でグルコースから合成されますが、ここにかかわる酵素の活性を抑える効果。

の2つがありました。

つまりセサミンは、脂肪の分解を助けて、合成を抑制するという二つの働きで、血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させるということです。
さらにこの効果により肝機能が活発になって、肝臓の負担が軽くなりますから、肝臓病や二日酔いにも効果を発揮します。

ただし、この実験でラットが食べたセサミンの量は、人に換算すると一日50〜100gのゴマを食べたことに相当するそうで、毎日の食事で摂ることができる量ではありません。

そこで最近では、セサミンを通常のゴマの2倍も含む「関東11号」「関東12号」という品種も開発されているそうです。


3.体内でのセサミンの働き

私たちの健康の力強い味方といえるセサミンですが、セサミンはそのままでは抗酸化作用はなく、動物の体内に入ると構造が変わり、抗酸化作用を示すという特長を持っているということです。

多くの抗酸化物質は、食物として口に入ったその時から活動を開始し、食物中の活性酸素や消化・吸収された血液中で活性酸素と戦います。そして運ばれた肝臓で、更に多量の活性酸素と戦うという行程を辿ります。

ところが、このセサミンの活躍は、他の抗酸化物質と大きく異なります。

セサミンは腸で体内に吸収され、血液にのって肝臓まで運ばれますが、肝臓に行き着くまで全く活動しません。つまりセサミンは無傷のままで肝臓に到達して、はじめて活動を開始しますからその分パワーも強力、肝臓に到着したセサミンは、肝臓の活性酸素排除とビタミンEの抗酸化作用に大きな効果があるわけです。

活性酸素が排除される結果、セサミンは老化、動脈硬化、ガン、更年期障害、血行障害などの防止効果があることになります。

ゴマ粒は皮が硬く、そのままだとセサミンが吸収されないことがありますから、ゴマをすりおろすなど消化を良くしてから食べる方が良いでしょう。

またセサミンは、ゴマ粒よりもゴマ油のほうが豊富に含まれています。ゴマ油は無色に近い色をしたゴマ油の方が、効果的にセサミンを体内に摂り入れることができるということです。
posted by 忍びの者 at 12:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする